花のある豊かな暮らしを応援します!東京北千住駅最寄りの草月いけばな教室です。

◆最新作品紹介

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◆ お花屋さんの店先に、様々な種類のヒマワリが並ぶ頃となりました。

 これより、HPを更新し、2020年12月~2021年5月の作品の写真をアップ致します。感染対策をしっかりとした中で、熱心に、しかも楽しみながら活けられた作品の数々。今回も、新入会員の方の初登場作品もありますよ!また、メールレッスン作品もご紹介しますので、お楽しみに・・・

《2021.5》作者 金富秋

花材 シンビジウム デルフィニウム ガーベラ スプレーカーネーション

 教科書5 「テーブル花」の研究。(メールレッスン作品)

 「テーブル花」は、テーブルに集う人に喜んでいただけるよう、色々配慮が必要です。

 その点、この作品は、カーテンとテーブルクロスに入った小花模様と、デルフィニウムのブルーが、また額絵とガラス花器とコーヒーカップのグリーンが、関連づけられて融合していいて見事ですね!

 また、初夏に向かって、明るいオレンジと、ブルーの取り合わせが、とても爽やか!

 こんな花を見たら、きっとこのテーブルに集う人達の会話が弾みそうですね♪

 

《2021.5》作者 すみ子

花材 桜草 スターチス アスター ドライ粟 ミント レンギョウ

 教科書5のカリキュラム「ミニアチュール」の勉強。

 ミニアチュールは、花の微細な部分を観察し、その美を追求表現するものです。でも、実は始まりは、花器を探すことから!普段からアンテナを張り巡らし、身近にある、掌(手のひら)に乗る位の大きさの器を見つけましょう。適当なものが無かったり、オリジナリティを出したい時などは、自ら花器を手作りしてもいいんですよ!

 作者は、化粧品の試供品や、お弁当についていた醤油入れ、お菓子の入れ物等に、マスキングテープやシールを張ったりして、楽しい器を作り上げ、その色や形にあった花材をいけたそうです。楽しいミニアチュール世界!ワクワクしませんか?

 

 《2021.5》作者 武藤秀子

花材 カーネーション スターチス レンギョウ ギボウシ

 学生時代に、華道部でいけばなを習っていらした、新入会員の方です。

 初めからきちんと学び直したいとの事で、花型法からリスタートされました。

 でも、経験者だけに、少し花に触れているうちに感覚が蘇ってきたようで、手がスッ、スッと動き、楽しそうにしっかりした作品をいけられました。

 その調子で、どんどん頑張って下さいね!

 

 次に、同じ花材ながら、花器を変えるだけで、印象が全く異なる2つの作品をご紹介しましょう。

 

《2021.4》作者 すみ子

花材 スノーボール 芍薬 ニューサイラン

 切れ込みのある変形花器を用い、横長に活けた作品。

 芍薬の蕾がまだ固く、ほんの少ししか花の色が見えていないのですが、花器の鮮やかなな色に助けられ、赤みが増して見えます。

 花器の赤と、葉の緑の補色効果が、生かされた、エネルギッシュで、見る人に元気を与える作品ですね!

 続いては、こちら↓

《2021.4》作者 高野玉湖

花材 スノーボール 芍薬 ニューサイラン

 「ステップ」という名のユニークな形の花器に、活けられた白とグリーンを基調の作品。

一見さりげなさそうですが、こちらも良く考えて活けられています。

 白い花器の口元近くに、白い斑のあるニューサイランで作った曲線を配し、上空離れた所に、ポンポンとスノーボールの白を飛ばす事により、まるで清涼な風が吹いているような爽やかさ! クリーンで、清々しいイメージですね!(芍薬が咲くと、今度は、お祝いムードにイメージチェンジを楽しめるでしょう♪)

 花の色と、花器との色の関係って面白いと思いませんか?あなたはどちらが、お好み?その日、その時の気分によっても異なるかもしれませんね?

 

《2021,4》作者 星美璃(7歳)

花材 アルストロメリア バラ レースフラワー 桜草 レモンリーフ ナルコユリ

 舞ちゃんのお姉さん、美璃ちゃんの作品です。

 萩焼調のコンポート花器に、左へ流したナルコユリと、その他グリーンをマッスとして捉え、その上を、花を黄色、オレンジ、ピンク、白と軽やかに展開! 

美璃ちゃん!お上手になりましたねぇ!大人顔負けの、存在感のある作品です。

 

《2021.4》作者 萩原かつ子

花材 スノーボール 芍薬 ニューサイラン 

 大ぶりの鉄花器に、初チャレンジ。クールでスタイリッシュな作品が、完成しました!

 誰しも、お気に入りや、「これに活ければ絶対安心」という花器があると思います。

でも、時には、思い切って今まで触れたことのない器に挑戦することも良いのでは?

思いもかけない新鮮な発想や、達成感が得られるかもしれませんよ~!

 この作品を活けた時の、作者の晴れやかなお顔が、それを物語っていると思いました。

 

《2021.4》作者 高野玉湖

花材 ツツジ カラー ストック

 茶せん型をした鮮やかな花器から、カラー、ツツジ、ストックを立ち昇らせました。

 伸びやかな曲線が美しい作品です。

 春の賛歌が聞こえてきそうですね!

 

《2021.3》作者 関口妙湖

花材 アルストロメリア マサキ シャレボク

 草月では、時に、枯れた木(シャレボク)も使います。

シャレボクは、水を吸わせる必要もないので、逆さにいけたり自由な構成が可能です。

 生花と対比していける事により、永遠にも思いを馳せ、生花がより、生き生きと華やかに見える演出もします。この作品も、アルストロメリアとマサキのマッスが、より生き生きと輝いて見えませんか?

 

《2021.3》作者 包安娜

花材 雲竜柳 サンダーソニア チューリップ ニューサイラン

 初めての自由花。

 だいぶ試行錯誤されましたが、 サンダーソニアを主役にし、ダイナミックに上昇していく、明るく元気な作品に仕上がりました。

 チューリップの葉と、ニューサイランの表現に工夫を凝らされ、足元が引き締まり、尚且つ楽しい雰囲気も加味されていますね!

 草月のモットーは、「自由に、新しく!」これを機に、少しずつ自由花の楽しさを味わっていただけたら・・と思います。

 

《2021.3》作者 萩原かつ子

花材 ボケ ストック 菊 ハラン

 見事な枝ぶりのボケを、良く生かしています。

下向きの小枝をきれいに整理されているので、左にグーンと伸びていくラインが、力強い!

そしてその左が力強い分、ストックと菊の補色のインパクトで、バランスが取れています。

ハランのカーブが、優しさを添えていますね!

 

《2021.3》作者 関川静湖

花材 八つ手 チューリップ 雲竜柳

 ユニークな花器の形状をよく観察し、八つ手を正面と側面が見えるようにいけた、インパクトのあるダイナミックな作品。

 雲竜柳を上空でクロスさせて作った空間が、大きな広がりを感じさせ、さすがベテラン!

長年のお稽古の蓄積が、生きていますね!

 

《2021.3》星舞(4歳)

花材 バラ スィートピー レモンリーフ

 お稽古の時は、ママを独占できるので、嬉しそうな舞ちゃん♪

お稽古もだいぶ慣れてきて、お花や花器も自分で選びます。

今日は、ちょっと大人っぽいデザインの器に挑戦。濃紺の花器に、明るい色のお花が映えて、とってもキレイ!頑張りましたね!

 

《2021.3》作者 津嶋文湖

花材 アルストロメリア カスミソウ ニューサイラン レザーファン ナンテン

メールレッスン作品。

お父様が竹を切って作られた花器と、お祖母様が、良く使われていた花器を用い、ご自宅で活けられた、複合花器作品です。コロナ渦のステイホーム期にあって、花は、大きな心の癒しに繋がります。まして、ご家族ゆかりの器に活けられたら・・・ご家族皆さんにとって、嬉しい安らぎのひと時となったことでしょう。

2つの花器は、素材も色も全く異なりますが、どちらにもアルストロメリアを活ける事により、統一感がでて、一つの作品としてまとまっています。ニューサイランの斑とカスミソウのホワイトがアクセントになって、スッキリしていますね!

 

《2021.2》作者 包安娜

花材 レンギョウ ガーベラ レースフラワー

基本傾真型のお勉強。

入門されてからまだ日は浅いのですが、研究熱心な方です。

しっかり花材を観察して、丁寧に活けられたので、基本に忠実な良い作品となりました。

先輩達からも、感心されていましたね!

 

《2021.2》作者 関川静湖

花材 啓翁桜 ガーベラ スターチス

花器のまぁるい形を意識した、ガーベラとスターチスのラインがきれい!

ガーベラ三姉妹が、春の訪れを優しく歌っている様な、楽しい雰囲気の作品。

花器の全ての口に花を活けず、あえて一つ残した事で、足元も引き締まっていますね!

 

《2021.2》作者 星湖那

花材 ガーベラ レースフラワー レンギョウ

教科書5「剣山無しで水盤にいける技術を高める」お勉強。

技術を高めるため、普通の丸水盤ではなく、あえてS字の変形花器を選んでチャレンジ!

レースフラワーを花器の縁に沿わせた事で、ガーベラが鮮やかに映え、作品全体が明るく元気に仕上がりました。

 

《2020.12.》作者 金富秋

花材 若松 塗竹 葉牡丹 千両

 凛としたスタイリッシュなお正月花。

紫系と白系の葉牡丹を上下にして、縦のラインを強調。

上空に飛ばした金色の細竹の曲線が、軽快でおしゃれですね!

 

《2020.12》作者 石川湖裕

花材 シュロ トサミズキ

家元研究科「自分で選ばない花材と花器を使って」という課題の受講作品。

クジで引いた自席の花材と花器は、両方がこの様な地味系。うわぁ!どうしましょう!まさに絶対「自分で選ばない」組み合わせです。

でも!だからこそ、良いお勉強なのだと考えて、ここは形で冒険することに・・。

シュロを大胆に丸め、その中に内包されたトサミズキが、春を感じて勢いよく飛び出してくる様なイメージでいけた処、「面白いですね!」と好評を頂きました。

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◆ 藤の花の美しい頃となりました。

今回は、2020年9月~11月の作品(一部2月の作品を含む)の写真を更新致します。新入会員の方の作品も登場しますよ!また前回に引き続き、メールレッスン作品も併せてご紹介して参りますので、どうぞご覧くださいませ!

《2020.11》作者 関口妙湖

花材 スプレー菊 ハラン シダ ユキヤナギ

教科書5「緑をみつめる」をテーマに、グリーン系の植物だけでまとめた作品。

ハランを割き、軽やかな流れを演出しています。

ビビットな赤い花器との対比で、印象的に・・・

《2020.11》作者 金富秋

花材 百合 セロシア モンステラ スギ

ドライコットンフラワー(ナチュラルテディベア)

ちょっと早めのクリスマス。

赤、白、緑と定番カラーですが、花材にこだわりが感じられます。

少し彩度を落とし、落ち着いた大人のクリスマスを演出。粋な作品ですね!

《2020.11》作者 包安娜

花材 カーネーション スプレーカーネーション

ドウダンツツジ ユキヤナギ

新入会員の方の初いけばな作品です。

「お花が大好きなんです!」と仰って、とても真面目に熱心にお稽古されました。

伸びやかなラインが素敵!これからレッスン、頑張って下さいね!

ここで、同じ花材を使った投げ入れ作品ながら、

全く異なる印象のいけばなを二つご紹介しましょう↓

《2020.10》作者 萩原かつ子

花材 ストレリチア ユキヤナギ ユーカリ

紅葉染めのユキヤナギをボリュームたっぷりにまとめ、

備前焼風の素朴な花器に、観る人に迫って来る様な雰囲気に活けられました。

造形的でエネルギッシュな力強さが感じられ、

モダンアートの展覧会などに合いそうな作品ですね!

《2020.10》作者 すみ子

ストレリチアを中央にすっくと立て、花器も縦縞なので、高さをより強調しています。

整然とした佇まいで、式典などのセレモニーに合いそうでは?

↑この様に、活け手や、その時の気分によって、同じ花材でもそれぞれ全く違った

素敵な作品が誕生します。だから、いけばなって楽しいんですよね!

《2020.10》作者 津嶋文湖(メールレッスン作品)

花材 バラ 霞草 月桂樹

ご高齢のご家族がおいでなので、自粛し、熱心にメールレッスンに励まれている生徒さんの「基本傾真型 盛花」作品です。

お庭の月桂樹を使ってのいけばな。視覚だけでなく嗅覚的にも、ステイホーム期間を楽しめる作品になりましたね!

《2020.10》作者 金富秋

花材 百合 バラ アレカヤシ レンギョウ ハラン

「床上がり(ゆかあがり)」の作品。

意欲的に、ご自身で花を選んでお持ちになり、

大きな立派なアレカヤシの形状を生かし、ダイナミックに構成されました。

このまま花展に出品しても良い、堂々としたいけばなです。

《2020.10》作者 星湖那

素材 縄 ワイヤー モール 色画用紙

教科書5「異質素材の研究」

ビックリされるかもしれませんが、

草月では、時に、植物以外の異質素材だけを使ったレッスンを行います。

この訓練によって、自由な発想が得られ、グっと構成力がついてくるんですよ!

丸い形とパステルカラーを意識した楽しい作品ができましたね!

続いて、この星さんのお嬢さん達のメールレッスン作品をご覧ください↓

《2020.10》作者 星美璃(7歳)メールレッスン作品

花材 ダリア オンシジューム 雲竜柳 シダ

お姉さんの美璃ちゃんは、鉄花器で、ちょっと大人っぽく投げ入れに挑戦しました。

花器の丸い部分を意識して、その上に、雲竜柳で、二つの丸っぽい形を表現!

さすがお姉ちゃん!よく考えて活けていてエライですね!

《2020.10》作者 星舞(4歳) メールレッスン作品

妹の舞ちゃんは、剣山を使ってしっかりいけました。

お母さんを始め、上のお兄ちゃんや、お姉ちゃんも、

いけばなのお稽古しているのを見ているので、小さくてもなかなかお上手に活けてありますね!(お母さんが、花器の下に敷いてくれたイグサのマットで、作品がよりグレードアップしましたね!)

《2020.10》作者 関川静湖

花材 リンドウ カタバミ ホオズキ(実) アワ

教科書5「ミニアチュール」のお勉強。

花びらや、めしべ、おしべ、実、葉 など、植物のある部分を抽出して、

小さな複数の花器に活け構成していきます。

色の強弱がよく考えられ、尚且つ、リズミカルな雰囲気が楽しい作品ですね!

《2020.9》作者 津嶋文湖 (メールレッスン作品)

花材 リンドウ カーネーション ニューサイラン

凛とした気高さを感じられるいけばな。

クルクルと巻いた白い斑入りのニューサイランが、軽やかで、

リンドウや、白い花器とよく調和しています。

《2020.9》作者 関川静湖

花材 菊 リンドウ タカノハススキ ハラン

「これぞ、日本の秋!」といった風情のいけばな。

高くスッキリ林立したススキが、涼やかな秋風を感じさせて、いいですねぇ・・

葉に等間隔に 斑(ふ)の入ったタカノハススキは、ススキの中でも高級と珍重されているんですよ。

《2020.2》作者 石川湖裕

花材 着色霞草(ドライ)アルストロメリア
家元研究科 受講参加作品。

テーマは、「自分にとっての初めての挑戦(いけばな経験の中で)」

前から気に掛かっていた、草月会館にある透明でユニークな形のガラス花器に初挑戦!

ミステリアスで、繊細な雰囲気を演出してみました。

ドライの霞草は水を飲ませる必要がないので、花器に付いた水色の窪みに、外側から差し込むスタイルで留め、「面白い試み」との評価を頂きました。

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◆ 梅の香り漂うころとなりました。

お待たせしました! 溜まった教室作品(4月~9月中旬)の写真を更新いたします。今回は、お仕事などのご事情で教室へ来れない会員の方が、ご自宅で生けられたメールレッスン作品も併せてご紹介いたしますので、お楽しみに。

《2020.9》作者 関川静湖

花材 ハナナス ガーベラ キキョウラン アオキ

花器の形と同じ様な楕円を、白いラインの入ったキキョウランをクルリと巻いて作り、

その先端をぱっと放したラインが、スタイリッシュ!

躍動感の感じられる夏らしいいけばなです。

《2020.9》作者 すみ子

花材 ハナナス ガーベラ リンドウ キキョウラン ハラン

ぽってりとした丸みに、三本脚のついた何とも愛嬌のある花器。

そんな花器の丸みを生かし、ハランとキキョウランを丸め、ユーモラスな雰囲気に!

花器の深みのある焦げ茶と対照的な明るい黄色のガーベラをポンポンと飛ばし

楽しそう!

《2020.9》作者 萩原かつ子

花材 ハナナス ガーベラ リンドウ セロウム

トップが二つに分かれた白い角形の花器の上に

ふんわりとセロームの葉を渡し、グッと右方向へ花材を展開した、

ダイナミックで勢いのある作品ですね!

《2020.8》作者 星湖那

花材 ツバキ ガーベラ パンパス

壺に活けるお勉強。格調高く仕上がりました!

日常ではあまりご縁のない「壺」ですが・・・訓練しておけば、

式典などの「晴れの場」に活けるチャンスが来ても、安心ですよ!

《2020.8》作者 星舞(4歳)

花材 スプレーカーネーション ピンポン菊 ゼラニウム

星さんのお嬢さん、舞ちゃんの作品。

お母さんと一緒に、一生懸命お稽古して、カワイイお花ができましたね!

小さくても、ちゃあんと、自分でお花を選び、自分の活けたいように活けてるんですよ!

舞ちゃん、これからも頑張って!

《2020.7》作者 すみ子

花材 ナンテン 菊 ワイヤー

草月では、時として花以外の異質物も花材として使います。

こちらは、少量ですが、異質物である赤とシルバーのワイヤーを効果的に用いた

造形的な作品。インパクトがありますね!

《2020.7》作者 星湖那 (メールレッスン作品)

花材 クルクマ カスミソウ 利休草

ガラス器に、白いクルクマをマッスにまとめ、

そこから流した利休草がオシャレ!

蒸し暑い夏も、こんな作品を見たら、きっと涼やかに過ごせるでしょう!

《2020.6》作者 関口妙湖

花材 紫陽花 八つ手 雪柳

剣山無しの作品。

ビビットな朱色の花器に、反対色のグリーン系の花材でまとめてあります。

スッキリとしたデザインです。

《2020.6.17》作者 金富秋

花材 紫陽花 スプレーカーネーション スターチス 雪柳

お仕事の関係で、久しぶりのお稽古だったため、

いけばな愛をスパークさせ、練りに練ったデザインに挑戦されました。

赤と黒の花器を斜めに重ね合わせた、大胆で力強い作品ですね!

《2020.5》作者 津嶋文湖 (メールレッスン作品)

花材 シンビジューム スターチス ソテツ

淡いピンクから紫へのグラデーションが素敵。

小ぶりですが、凛とした気品にあふれた作品です。

こんなテーブル花があったら、ティータイムの会話も弾みそうですね?

《2020.4》作者 石川湖裕 (花器 松井宏之作品)

花材 百合 グロリオーサ カスミソウ

教科書5では、「掛け花」の勉強が取り入られています。

趣のある備前焼の花器に、春の花を、楚々とした雰囲気で、スッキリと。

お部屋が癒しの空間にチェンジしますよ。

《2020.4》作者 高野玉湖

花材 ムシカリ スターチス オンシジューム スプレーカーネーション

黄色い花器とオンシジュームは、紫のスターチスと、補色の関係。

スターチスとピンクのスプレーカーネーションは、同系色の関係。

色彩効果を良く考えた、のびやかで明るい作品ですね!

2020年 コロナ時代の或る日、3蜜注意でのレッスン風景。

マスク着用のスタイルが、「そんなこともあったわね」と

昔話で語れる日が、一日も早く来ますように・・・

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◆ 新型コロナ禍も漸く落ち着きを見せ、東京も6月からステップ2に進み、当教室もお稽古が、再開できることになりました。医療関係や様々な感染症対策関連の従事者の方々へ大感謝ですね。

本日も溜まった教室作品の写真を更新致します。今回は、9月後半から、2月にかけての作品です。(尚、展覧会コーナーには、備前焼作作家松井宏之先生個展の添え花や教会Xmas 等の作品のupしていますので、併せてご覧下さいませ)

《2020.2.12》作者 鈴木由里子

花材ー木瓜 水仙 デンファレ キキョウラン

真っ赤なガラス器に、同系色の木瓜と水仙等を

取り合わせた、明るく鮮やかな作品です。

見る人の心を元気にしてくれるいけばなですね!

《2020.2.12》作者 高野玉湖

花材ー木瓜 水仙 キキョウラン

直線と曲線の対比。

木瓜の見事な枝ぶりを生かし、水仙とキキョウランは、右側にまとめ流しています。

ダイナミックで力強い作品です。

《2020.2.5》作者 星湖那

花材 雪柳 水仙 チューリップ アルストロメリア ドラセナ

「横長の構成」

ぽってりとしてパステルカラーのガラス器に、

春の花々を、伸びやかに活けられました。お人柄の偲ばれる優しい雰囲気がステキ!

《2020.1.10》作者 石川湖裕

花材 スゥイートピー タニワタリ キキョウラン

珍しい枝付きのスゥイートピーが手に入ったので、

これを主役に、鉄花器に活けました。

アールヌーボー風の作品です。

《2019.12.28》作者 萩原かつ子

花材 松 菊 千両

床の間に合いそうな、格調高いお正月花。

大ぶりの濃紺の花器に、千両の赤と、菊の黄色が鮮やかに浮かび上がりきれいです。

水面をたっぷり見せ、清々しいですね!

《2019.12.28》作者 津嶋文湖

花材 松 鉄砲百合 千両

こちらは、洋風のお正月花。

造形的な黒い鉄花器に活けた

モダンでスタイリッシュな雰囲気です。

《2019.12》「教室有志による 持ち寄り忘年会」

各自持ち寄った、お気に入りのドリンクやお菓子等に

舌鼓を打ちながら、妙湖先生を囲み、教室で談笑する皆さん。

楽しいアフターレッスンのひと時です。

(注ー新型コロナ感染症の脅威が終息するまで、当分の間

レッスン時のお茶の時間は中止となっております。ご了承下さい)

《2019.10.2》作者 関川静湖

花材 バラ カーネーション コオリヤナギ

「直線と曲線の対比の構成」

三角形の花器に、

コオリヤナギを矯めて作った美しい円と、その円に寄り添うように伸びてゆく花々。

ゆったり落ち着いた時の流れが感じられる、癒しの作品です。

《2019.10.2》作者 すみ子

花材 バラ カーネーション コオリヤナギ

切れ込みのある鮮やかな花器に、花々を活け、

その周りと上空にコオリヤナギを伸びやかに展開しています。

遊び心が感じられ楽しいですね!

《2019.9.18》作者 津嶋文湖

花材 スズバラ リンドウ ケイトウ 杉

ビビットな実を付けたスズバラを高く掲げ、足元でリンドウと鶏頭を展開。

白い花器に、赤と紺の対比が際立つ、メリハリの効いた色使いがいいですね!

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◆お待たせしました!ここのところ停滞していた、教室作品を更新致します。

今回ご紹介するのは、2019年4月~9月にかけての作品です。(尚、展覧会作品コーナーには、

教会イースターの祝い花や、草月展出品作もupしていますので、併せてご覧下さいませ)

《2019.9》作者 すみ子

花材ーハナナス リンドウ オンシジューム(ハニーエンジェル)

花器の真ん中の穴と、ハナナスの丸い実の形がリンクした

動きのあるユーモラスで愉しい作品。

《2019.9》作者 高野玉湖

花材ーハナナス リンドウ

オンシジューム(ハニーエンジェル)

同じ花材。花器の色も同じ白でも、

花器の形や、作者のイメージによって、作品の雰囲気が、ガラッと変わります。

そこが、自由がモットーの「草月いけばな」の面白さでもあります。

こちらは、足元から、パッと花火がさく裂した様な、鮮やかな勢いが感じられますね!

《2019.8》作者 津嶋文湖

花材ードライ花材(麦 ホウズキ

サンキライ ガーベラ 他)

教科書5「植物によるレリーフ」のお勉強。

水を飲ませなくてよいドライ素材ならではの特性を生かし、

思い切った展開になっています。エネルギッシュで力強いですね!

《2019.8》作者 鈴木由里子

教科書5「植物によるレリーフ」のお勉強。その2。

こちらは、赤バック。背景の色によっても印象が随分異なりますね!

こちらは、弾むような、明るく楽しい作品に仕上がりました。

《2019.7.20》作者 石川湖裕

花材ーパイナップルリリー スターチス

タニワタリ

パイナップルリリーをヤシの木に見立た、「トロピカルアイランド」

見るだけで、思わず笑みが浮かぶような、

癒しの作品となれば幸いです。

《2019・7・17》作者 関川静湖

花材ーサンダーソニア ガーベラ ヒペリクム

スプレーカーネーション ナルコラン

当教室では、生徒さんのリクエストで、時にアレンジのレッスンも行います。

こちらは、躍動感ある、明るいアレンジ。

小さなお子さんの、発表会のお祝いなどにも、喜ばれそうですね!

《2019.7.17》作者 星湖那

こちらもアレンジ。

生徒の皆さんは、生け花の基礎が、できているので、アレンジも難なく楽しまれていますよ!

こちらは、大人の女性にも合いそうなシック雰囲気ですね!

2019.6.19》作者 萩原かつ子

花材ー南天 アスター スプレーカーネーション

左右に強弱をつけた、株分け作品。

南天を、思い切って右の株だけに集中し、

大きく上空で展開したのが効果的!清々しい作品です。

2019.6.19》作者 高野玉湖

花材ーナンテン アスター スプレーカーネーション

黄色い花器に、補色の関係の紫のアスターを添わせ、

高く活けた南天との間に、たっぷりした空間を作りました。

色使いの美しい、スッキリした作品です。

<2019.6.5》作者 萩原かつ子

花材ーヒマワリ スプレーカーネーション

カンパニュラ ムシカリ

ふたつの口を持つ、変形の花器。

敢えて一つの口を残すことによって、作品に勢いが生まれました。

スッキリしたモダンな作品です。

《2019.4.23》作者 関川静湖

花材ーオオデマリ ガーベラ ヒペリクム

アルストロメリア

春の花々の楽しいコーラスが聞こえてきそう♬

明るく弾むような、リズミカルな作品です。

《2019.4.23》作者 三保谷恵湖

花材ーオオデマリ ガーベラ ヒペリクム

ドラセナ

見事な枝ぶりのオオデマリが、お材料に入っていたので、

この花をメインにスックと立たせて活けられました。

花と会話し、その美しさを生かすこと、大切ですね!

《2019.4.17》作者 鈴木由里子

花材ータニワタリ スプレーデルフィニウム

シンビジウム

カラフルで躍動感あふれる作品です。

鮮やかな赤い花器のチョイスが、成功していますね!

《2019.4》作者 石川湖裕

花材ードラセナソングオブインディア

アスパラガスミリオグラタス

家元研究科 テーマ「心機一転」受講作品

大型の鉄花器に、葉物のみでシンプルに力強く活けてみました。

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◆PCトラブルで大変お待たせしました!

これより溜まった教室作品を少しずつupしていきます。

今回は、2018年11月~2019年3月までの作品です。(尚、展覧会作品コーナーには、

昨年の教会クリスマスと、草月東京北支部展の作品もupしています。併せてご覧下さいませ)

《2019.3.20》作者 星湖那

花材ーフリージア ブルーアイス

ナデシコ ナナカマド

複数花器のお勉強。

2つの鉄花器のラインが生かされた

ユーモラスで楽しい作品ですね!

《2019.3.20》作者 関川静湖

花材ーナナカマド フリージア

ブルーアイス ナデシコ

鮮やかな茶せん型の花器と

グリーンとの対比が、実に見事!

様々な形状の花器にチャレンジすることにより、

豊かな発想が広がりますよ!

2019.3.6》作者 萩原かつ子

花材ー啓翁桜 ブルーレース 百合 カーネーション

勢いよく左に伸びた桜の足元を、他の花材で、

キュッと引き締め。

メリハリの効いた作品です。

《2019・3・6》作者 高野玉湖

花材ー啓翁桜 ブルーレース 百合

存在感のある大きな鉄花器に挑戦!

花器の上方にある穴からも、勢いよくブルースターを飛び出させ、

明るくのびやかに春の訪れを表現していて、素敵です。

《2019.2.20》作者 津嶋文湖

アレカヤシ 百合 ストック 麦 黒目柳

上空、柳をためたことにより、大きな空間が生まれました。

ヒーリング感のある、優しく落ち着いた雰囲気の作品です。

《2019.2.6》 作者 三保谷恵湖

花材ーアオモジ カーネーション アレカヤシ チューリップ

「壺に活ける」お勉強。

普段は、あまり活ける機会のない、壺ですが、

マスターしておけば、セレモニー等の時も安心です。

格調高く仕上げられました!

《2018.12》作者 石川湖裕

花材ー黒松 シンビジウム 赤目柳 水引

家元研究会受講参加作品。今回のテーマは「松と何かで」

全体が明るいトルコブルーでふっくらしていて、ただ、胴のところのみ銀色で、少しへこんだ

珍しい花器に惹かれ、活けてみました。

明るくモダンでよいと、講評いただき、感激です。

《2018.12.26》作者 金富秋

花材ー根引き松 啓翁桜 葉牡丹

洋風の白地の花器には、ゴールドの点が一面に施されているので、

敢えて、水引は使いません。

グリーンとホワイトのコントラストが、鮮やか!

シックで、大人っぽいお正月花です。

《2018.12.26》作者 鈴木由里子

花材ー大王松 木瓜 水仙 千両

大王松をバックに、足元を紅白でキリっとまとめました。

スッキリとした、明るく若々しいお正月花です。

《2018.11.29》作者 関口妙湖

花材ー松ぼっくり他各種ドライ木の実 フェイクカメリア リボン

当教室玄関扉に掛けられた、妙湖先生作の大人向けのドアリースです。

こんなリースが、ご自宅に合ったら、豊かな気持ちでクリスマスを迎えられそう!

こちらの教室では、ご希望の方には、このようなクリスマスリースや、アレンジも

指導いたしております。(ただし、要相談。費用別途)

《2018.12.2》作者 金富秋

花材ー染め雲竜柳 カラー カーネーション

トルコギキョウ 赤ドラセナ

定番のクリスマスカラーは、「赤・白・緑」ですが、

時には、こんなスタイリッシュな、クリスマス花はいかが?

パールを散らしたピンク柳とプリーツたっぷりの紫のトルコギキョウが、大人の遊び心をくすぐります。

《2018.11.21》作者 三保谷恵湖

花材ーアレカヤシ トクサ ガーベラ

「足元を見せる」学習。モダンな作品です。

アレカヤシの後ろにフトイを加えて作品に厚みを付け、後は、スッキリ!

アレカヤシから透かして見えるガーベラがオシャレ!

《2018.11.21》作者 すみ子

花材ーアレカヤシ フトイ ガーベラ ストック

フトイで作った三角が、強いインパクトを発する印象的な作品。

黒地に白いラインの入った曲線も美しい花器が、アレカヤシの曲線とよくマッチし

ガーベラとストックの色を際立たせています。花器選びも、大切ですね!

《2018.11.21》作者 鈴木由里子

花材ーフトイ 雲竜柳 ストック

直線と曲線による、造形作品。

フトイの力強い直線に、雲竜の曲線が優しくはかなげに寄り添います。

足元も、ストックで美しく引き締まり・・

ちょっと帆影船のようにも見え、ロマンを感じさせる作品ですね。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆暖冬のせいか、今年は、木々の紅葉がゆっくりのようですね・・

今回は、10月後半から11月前半のいけばなをご紹介します。

《2018.11.7》作者 星賢吾 7歳

花材ー槍鶏頭2種 モッコウバラ

4歳の頃から、お母さんとレッスンに通っている賢吾クン。

自分で花器を選び、

こんな色鮮やかで、造形的な作品がいけられるようになりました!

お稽古、ますます頑張って下さいネ!

《2018.11.7》作者 三保谷恵湖

花材 - 椿 百合 アスター

マッスにして左に流した椿が、効果的!

右側の明るい花々との明暗がクッキリして、

勢いのある力強い作品になっていますね!

《2018.10.19》作者 石川湖裕

花材ーガマズミ 風船唐綿

本部 家元研究科 受講後の作品

今回の課題は、「実物だけでいける」なので、

枝や、葉を使えません。そこで・・・

 器とガマズミによる豊かな赤に、補色の明るい黄緑の風船唐綿で

鮮やかなアクセントをつけてみました。

《2018.10.17》作者 金富秋

花材ー木瓜 ホトトギス リンドウ オンシジウム

伸びやかな横広がりのいけばな。

小ぶりの花器に、これだけスケールの大きな作品を、

揺るぎなくしっかり仕上げられるのは、長年のお稽古の賜物ですね!

レセプションにも映えそうです。

《2018.10.18》作者 高野玉湖

花材ー木瓜 ホトトギス リンドウ オンシジウム

小さなカップ状の飾りのついた、温かみのあるぽってりとした花器に、初挑戦!

紫系のホトトギスとリンドウを左に流し、反対色の黄色のオンシジュウムは右。

そして右斜め上空に、スッと木瓜を立ち上げました。

花器の雰囲気を活かし、ユーモラスで楽しい作品になりましたね!

これまで使ったことのない花器にチャレンジする意欲、大切ですよ!

《2018.10》作者 鈴木由里子

花材ーアレカヤシ 菊 トルコギキョウ

新教科書5の課題 「テーブル花」にトライ!

高さや、なるべく無香のものにする等、原則が色々あり、

慣れるまでちょっと大変ですが、明るく優しいイメージになりましたね。

テーブルに、こんな花があったら・・・、会話も楽しく弾みそう!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


◆秋も、だいぶ深まって来ましたね・・・

今回は、9月~10月前半のいけばなをご紹介します。

《2018.10.3》作者 すみ子

花材ーストレリチア 菊 キキョウラン 行李柳

すっくと立った2本のストレリチアの足元の

複雑に絡み合わせたキキョウランと行李柳とマッスの菊との展開が絶妙!

凛とした不思議な緊張感があります。

《2018・10・3》作者 三保谷恵湖

花材ー行李柳 キキョウラン 百合 菊

行李柳とキキョウランによる、のびやかな曲線が

左右に、大らかな空間を作り、

見る者に、秋の優しい陽だまりを感じさせる作品です。

《2018.10.3》作者 星湖那

花材ーストレリチア キキョウラン 菊 行李柳

ユニークで楽しい作品。

鉄花器を、キキョウランの曲線で、

大胆に覆い、全く別の姿に変貌させました。

遊び心のある作者の感性が、生きていますね!

《2018.10.3》作者 萩原かつ子

花材ー行李柳 ストレリチア 菊 千日紅

真っ黒な花器に、鮮やかな色彩の花材が、映えています。

丸みのある花器の形状に合わせ、

行李柳をアーチにし、上空に空間を作ったのが、いいですね!

《2018.9.19》作者 鈴木由里子

花材ー染め雪柳 鶏頭 百合 キキョウラン

力強く勢いのある作品。

斜め前に飛び出して来たキキョウランが、

非常に効果的。躍動感がありますね!

《2018.9.10 》 作者 石川湖裕

花材ーニューサイラン アレカヤシ 鶏頭

花器ー草月オリジナル鉄花器「ゴボウ」

9月の家元研究会、参加作品。

課題は「秋来ぬと、目にはさやかに見えねども・・」

「ニューサイランとアレカヤシをこのように複雑に組み合わせるのは新しい。

勢いがあって良い」とご好評を頂きました。

《2018.9.5》作者 関川静湖

花材ーヒマ ガーベラ 吾亦紅 千日紅

ヒマと吾亦紅の赤とガーベラの明るいオレンジ色と

花器の鮮やかな青色との、コントラストが、見事!

また、花器表面の渦の色の白と、珍しい白い千日紅が、

全体に爽やかさも加えていますね!

《2018.9.5》作者 津嶋文湖

花材ー吾亦紅 ヒマ 千日紅 ガーベラ

新教科書5の課題

「剣山なしで水盤にいける技術を高める」に挑戦!

細い茎の花材もある中、足元が美しく引き締まり

スタイリッシュな構成ですね!

◆6月後半~7月のいけばなをご紹介します。

まずは、同じ花材で、異なる雰囲気の作品を2つご覧ください。

《2018.6》作者 高野玉湖

花材ーニューサイラン 向日葵 ギボウシ

「直線と曲線の構成」

くるくる渦巻いているニューサイランのエネルギーが

パッと弾け、上空に飛び出したような勢いが感じられます。

向日葵が、打ち上げ花火のようでいいですね!

《2018.6》作者 すみ子

花材ーニューサイラン 向日葵 ギボウシ

こちらは、ニューサイランを複雑に絡め右に流してあります。

花器とギボウシのラインも含め、アールヌーボー的。

スタイリッシュな作品です。

《2018.7》作者 津嶋文湖

花材ー ナナカマド リンドウ  菊

新教科書5の「場をさがす」のお勉強で、「出窓」にトライ!

少し脚のついた花器を選び、浮遊感を出し、

お洒落で軽やかなイメージに仕上がっています。

《2018.7》作者 鈴木由里子

花材ーイガナス 粟 ポンポンダリア

スプレーカーネーション

「足元を見せる構成」のお勉強。

緊張感ただよう、

凛とした佇まいが、ステキですね!

最後に同じ花材で、異なる雰囲気の作品をもう2つご覧頂きましょう。

《2018.7.28》作者 金富秋

花材ーナナカマド 菊 リンドウ

どっしりとした重厚な花器を選び

格調高い投げ入れが完成!

表彰式等のセレモニーにも相応しい作品です。

《2018.7.28》作者 萩原かつ子

花材ー ナナカマド 菊 リンドウ

「横長の構成」

左右にナナカマドの明るい緑、中央に菊の濃い緑を配し、

グリーンの濃淡のインパクトを鮮明に表現。

ショールーム等の場にも合う、モダンな作品です。

◆5月後半と6月のいけばなをアップしました。

《2018.6》作者 石川湖裕

花材ースプレーデルフィニウム ソテツ

ゴット ソリダコ

花器の色を意識した作品。

明るい黄色の花器に、ソテツとゴットで同系色のグリーンの濃淡を配し、

淡いピンクのデルフィニウムで、全体を優しく調和しました。

左から右へ、勢いのある曲線が特徴です。

《2018.6.20》作者 萩原かつ子

花材ー丹頂アリウム ガーベラ タニワタリ

鉄花器に初挑戦!

草月オリジナルのチャリティ花器「新90」を用い制作。

モダンでお洒落な作品が完成しました。

これからは、鉄花器にもどんどんチャレンジされるそうです。

《2018.6.20》作者 関川静湖

花材ータニワタリ 丹頂アリウム リンドウ

曲線による構成。

まるで、潮騒が聞こえてきそう・・

海の大波と波しぶきのような

ダイナミックで造形的な作品です。

《2018.6.20》作者 すみ子

花材ーガーベラ 丹頂アリウム タニワタリ

花器の形を活かしたいけばな。

有機的な曲線をした濃紫の練ガラス花器に

花器と似た曲線のタニワタリを添わせ、発展させました。

花器と同系色の丹頂アリウムとガーベラをポン、ポンと飛ばし、

リズミカルで、エレガントな作品になりました。

ここで、同じ花材で、印象の異なる3種のいけばなをご覧ください。

《2018.6.6》作者 星湖那

花材ードウダンツツジ カラー

エレムルス ヒペリクム

複数花器に、初挑戦!

黒い花器の上に黄色と赤と白の花、

白い花器の上に、グリーンを配し、

とてもスタイリッシュで印象的な作品に仕上がりました。

《2018.6.6》作者 金富秋

花材 エレムルス ドウダンツツジ

カラー ヒペリクム

凛とそびえたエレムルスの周りをカラーと

ドウダンツツジが優しく寄り添い、

足元を鮮やかなヒペリクムで引き締めました。

サーっと初夏の風が吹き抜けたような、爽やかさが魅力ですね!

《2018.6.6》作者 関川静湖

花材ーエレムルス ドウダンツツジ

カラー ヒペリクム

花器の形を意識した作品。

エレムルスのトップのカーブと、ふんわりとしたドウダンの曲線、

それに、グッと足元に低く生けたカラーの花の曲線が

黒白の花器の口元の緩やかなカーブとリンクして、お洒落。

《2018.6.6》作者 三保谷恵湖

花材ードウダンツツジ 百合 アンスリウム

ソリダコ

足元にマッスにまとめたソリダコが、ポイント!

そこを起点に、花や枝が、スッキリ伸びて・・

春らしい、明るく軽やかな作品です。

《2018.5.23》作者 高野玉湖

花材ーディアボロ ドウダンツツジ カーネーション

珍しい、ディアボロの花。

コデマリや沈丁花にも似ていますが、落ち着いた色合いですね。

明るいカーネーションと対比させ、ナチュラルな雰囲気に・・。

見ているだけで、癒されます。

《2018.5.25》作者 津嶋文湖

花材ーホサキナナカマド 向日葵

スプレーデルフィニウム ギボシ

向日葵の黄と、デルフィニウムの鮮やかな青とを効果的に対比。

明るく元気な作品に仕上がりました。

脚のついたコンポーネント風の花器を選んだ事で、

作品の軽快感が、より一層高まりましたね!

《2018.5.16》作者 竹内湖楓

花材ーホサキナナカマド 向日葵

ギボシ スプレーデルフィニウム

向日葵を、敢えて表に出さず、

ホサキナナカマドの後ろから生け、

すだれ越しに見えるような、透け感の感じられる演出がステキ!

涼しげな作品です。

◆4月と5月前半のいけばなをアップしました!

《2018.5.2》作者 関川静湖

花材ーキバデマリ 芍薬

足元は、芍薬を複雑に絡み合わせ

その上空にキバデマリを飛ばしています。

春の陽炎のようなうねりが感じられステキですね!

次に、ほぼ同じ花材で、雰囲気の異なる2作をご覧下さい↓

《2018.5.2》作者 竹内湖楓

花材ーキバデマリ オンシジウム

花器の黒とオンシジウムのマッスの黄色との対比が、

実に鮮やか!

インパクトが大きい、スッキリとした作品です。

《2018.5.2》作者 金富秋

花材ーキバデマリ オンシジウム 芍薬

茶色の花器を選び、

全体を黄色の同系色でまとめた作品。

のびやかひろげた花と枝のラインが、

やさしく華やかな印象です。

《2018.5.2》作者 三保谷恵湖

花材ーキバデマリ 芍薬 ドラセナ

さり気無く、足元に配した

ドラセナの斑の白いラインが、

作品全体の雰囲気をを明るく軽快にしています。

上級者のテクニックですね!

ここで、花菖蒲を使った異なる雰囲気の作品を

2つご紹介しましょう↓

《2018.4.18》作者 萩原かつ子

花材ー花菖蒲 アルストロメリア サザンカ

花菖蒲の足元のアルストロメリアの鮮やかな赤と

山茶花の曲線により出来た、左側の空間がポイント!

キリっと引き締まったイメージです。

《2018.4.18》作者 津嶋文湖

花材ー花菖蒲 アルストロメリア サザンカ

ナデシコ

白い花器の手前、前面の水面を広々と見せました。

花菖蒲の後ろから、覗かせた白いナデシコと相まって、

落ち着いた優しい印象に仕上がりましたね!

《2018.4.17》作者 関口妙湖

花材ーエピデンドラム デルフィニウム ナルコラン

ナルコランの陰で、ちょっと判りにくいかもしれませんが、

花器は黄色です。

真っ青なデルフィニウムの手前に、花器と同色の鮮やかな黄色のエピデンドラム。

花数が少なくとも、色彩効果を生かすと印象的な作品ができる好例です。

《2018.4.4》作者 高野玉湖

花材ー利休梅 カーネーション 百合

複数花器による構成。

鉄花器の曲線と、利休梅のラインがつながり、

作品全体のスケールが、グッと大きく広がりました。

黒・白・ピンクの配色で、シックでエレガント!

《2018.4.4》作者 すみ子

花材ー利休梅 カーネーション サザンカ

新教科書5のテーマ「アートとの語らい」に挑戦!

色紙のザクロとカーネーションの花で

丸い形と明るい色彩を関連づけて、明るく楽しい雰囲気に・・・

《2018.4.4》作者 星湖那

花材ー椿

新教科書5のテーマ『「剣山なしで水盤にいける」技術を高める』。

いろいろ試行錯誤し、あれこれ挑戦されたところ、

ご覧のように、足元は力強く、上はユニークな造形作品が完成しました!

頑張りましたね!

    

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